「冬の時期に気をつける事」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、今年の夏と秋に入る前に、私の鍼灸の師匠の本を参考にそれぞれ夏と秋の養生方法に関してを、私なりの考え方も少し交えてブログに書いていきました。

今回はその冬のバージョンを本日からまたしばらくは書いていこうと思います。

参考にする本はこちらの本になります。

ではまず、冬の定義です。一般的には冬と言うのは最も寒い季節を指すと考えれます。

二十四節期や旧暦によると、最も太陽が低く夜が長い期間を指すとも言われています。

この時期は「陰」が最も極まる時期だと言われてまして、東洋医学では冬至の前後を冬とし、二四節期を基準として、立冬(11月8日頃)から立春(2月4日頃)の前日を指すと考えられていますが、近年では地球温暖化もありますので、この辺りの定義も難しいと考えれます。

その為、ざっくりと考えるのならば、11月ぐらいから3月あたりまでを冬と考えても良いと言えますね。

二四節期で言うと、立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒にあたります。

冬と言うのは、全てのものが内に深くしまわれる季節だと言われています。

果物や植物などは、来年の温かい季節まで種や食料などが保存されたりします。

「陰気」が旺盛になっている為、なるべく「陽気」を外に漏らさない事が大事だと言えます。

ですから、冬の時期に汗をかくようなスポーツは基本的には良くないと、うちの師匠も今の時期に体調を崩して、運動が好きな方にはアドバイスをしていた思い出がこの時期にはありますね。

「陰気」は「寒」だけではなくて、固めるだったり収める力を高めるといった働く力も強くなります。その為、身体から陽気が漏れないようにしっかりと守っています。

これからの冬の病気は、主に「冷え」によるものが関係しています。たまに他のブログでも書いていますが、冷えをきっかけに、ちょっとした仕事などの無理の結果、今ぐらいの季節の変わり目に、突然の痛みとして現れる事もあると考えれます。

その為、当院でも今ぐらいの段階から、身体のケアをする事をお勧めしています。

冬の寒さに負けない為には、身体に「陽気」をしっかりと溜めて、冷えを身体の中へと入る事を防ぐ事が大事だと言えます。

また、生まれ持って冷えやすいって方(冷え性の方)も、しっかりと今の段階から、根本的な身体の元気をつけておく鍼灸施術をする事で、冷えにくい身体つくりをする事も可能だと言えます。

冬と言うのは、陽気が少ない為、内にしっかりと守っておく事が必要となります。

その為には、先程にも述べた、活動を控える事が大事だと言えます。

人の身体と言うのは基本的に常に陽気を発散して、それを巡らす事で活動をしています。

しかし、これからの冬と言うのは陰気が強くなり、陽気が少なくなる季節ですから、使用した陽気は基本的に今までみたいに補充されにくくなります。

その為、先程から言ってます、運動は特に冬の時期は避けるべきだと考えれます。

運動すると動く為、まず①陽気が発散されます。

続いて運動によって②身体が温まります。

身体が温まると人の身体はその熱を冷やそうと働きます。そうすると③汗腺が開きますね。

汗腺が開くと、そこから④冷えが身体の中へと侵入してきます

その冷えが身体の奥までいって、⑤体への不調として現れます。

ですから、冬は汗をかくような運動は基本的に東洋医学的にはオススメできません。

また、冬の「冷え」の侵入を守るって意味でも肌の露出を避けて、しっかりと覆うことが大事だと言えます。

そうなると冷えの侵入経路は後は口からぐらいになりますので、それを気をつけるだけでも冬は元気に過ごせると考えれますね。

私もそうですが、ここ何日かで急に冷えた事でベッドにくるまって過ごす方も多いではないでしょうか?

これも今回のお話で言えば、ベッドにくるまるっていう事によって身体を覆うことで、この冬の「寒」から身体を守っていると言えます。

人は寒くなると、身体が縮こまりますよね?

これも身体の元からある陽気(内にある温かいもの)を外に逃さない為の行動だと考えれる訳です。

昔の方は、今みたいにエアコンや電気ヒーターなどの便利なものはないですので、こういった生活の過ごし方で、寒い冬を乗り切ってきたと言えます。

この考え方で言えば、私が普段、勉強している鍼灸の技術というのは、歴代の先日達の知恵の結晶の技術だと言えます。

こうやって昔ながらの養生を知ると東洋医学って面白くないでしょうか?

当院での鍼灸と言うのは昔ならがらの鍼とお灸をベースに身体全身の施術をしています。

単純に考えて、当院でも冷え性や身体の元気を出さす際に用いるへそ灸(塩灸)って方法には、お臍の上に塩を乗せて、そこにもぐさを燃やす方法です。

多分、普通に考えてお腹でもぐさをこのように燃やすって発想を考えた人って凄くないですか?

僕は最初、この方法を初めて知った際はとても面白い!って感じた思い出があります。

この方法をちゃんと見たのは師匠の所で修行した際です。

当院では箱灸って容器に塩を置いて、その上にもぐさを燃やすって方法ですが、師匠の所だと、竹筒にグルグルにガムテープを巻いて、そこに塩を置いてもぐさを燃やしてますので、より昔ながらのやり方!って感じがします。

このへそ灸(塩灸)は、大体、お腹だと約15分の時間を必要とします。

これは鍼灸整骨院だと周りにいる方の事も考えると、中々、するにもしにくいって考えれます。

どうしてももぐさを燃やす為、煙や匂いを気にする方が中にはいますので、鍼灸整骨院のスタイルだと、難しいって言えると考えれる訳です。

鍼灸整骨院のように短い時間で施術も良いとは私も思います。

ただ、たまには当院のような昔ながらの本格的な鍼灸で、ゆっくりとしたお時間を過ごす事でしっかりと身体のメンテナンスをする事も良い事だと思いますよ✨

次回からは冬に多いトラブルに関してを書いていこうと思います。

では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨

また次回のブログでもお会いしましょう(^∇^)

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