「寝屋川の鍼灸院」春の養生方法パート8〜セルフケア前編〜

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、本日も前回に引き続き、春の養生方法に関して書いていこうと思います。

参考にするのは、こちらの師匠の本になります。

今回から前編と後編に分けて、いよいよ春のセルフケアに関して書いていこうと思います。

①辛みのある春野菜をとる

食べ物は「旬」のもの、すなわちその季節にあったものを取ると、体に良いとされています。

割とこれまでの養生方法編でも食べ物では触れてますが、その季節ごとの食材を食べることで、体がその季節に順応しやすくなるみたいですね。

春の野菜には菜の花、せき、ふき、セロリ、たけのこ、アスパラガス、新玉ねぎ、うど、ふきのとうがあります。

春の野菜は鮮やかな緑色で、新芽や芽吹きの香りが春の訪れを感じさせます。

春は「陽気」を発散させる辛み性のものが多く、食する事で陽気の発散を助けます。

割と東洋医学に馴染みがない方ですと、陽気の発散と聞いてもイメージがしにくいと思います。

そこでイメージとしては、辛いラーメンを食べた際に汗がでる経験は誰しもあると思います。

絡みといいのは、先ほど言いましたように「陽気」を巡らします。

つまり、辛いものを食べると、「陽気」が巡り、汗腺が開いて、汗が出るのも、陽気の発散だとイメージしてみてください。

この陽気の発散が上手にできない場合、のぼせや火照りの症状がでます。

そのようなときには、酢の物などの酸味のものをとると良いです。

酸味というのは、体を引き締め、のぼせを下げる効果があります。

②肌をさらさないような衣服を

春の風が強い季節です。風はものを浮揚させる力があります。

特に風にあたると、熱が顔に上昇します。

するとのぼせや火照りの症状がでてきます。

のぼせは肩こりや頭痛、アレルギー性鼻炎、めまいなどの原因になります。

そのため、なるべく風に直接、あたらない事が大事です。

春になり暖かくなってくると、だんだんと着ている服装も薄いものに替わってきます。

しかし、春先はまだ風も冷たく、下半身を冷やす可能性があります。

下半身が冷えると、熱が上にのぼりやすくなります。

つまり、よりのぼせが酷くなる原因に繋がりますので、肩こりなどの悪化の要因に繋がります。

そのため、暖かくなってきたとしても、もうしばらくタイツや温かい靴下などを着用する事がおすすめと言えます。

もし暑いからと、上半身は半袖でも問題ないですが、なるべく直接の風は避けて、長袖で肌を守るだけでも、症状の緩和に繋がります。

割とこの話は個人的に本当に思います。

私自身は20代前半にギックリ腰をしていこう、よく慢性的な腰痛に悩んでいた時期がありました。

そして、鍼灸の勉強のため、師匠のもとで勉強しているとよく、患者さんorお客様にこの辺りのお話をされるですよね。

そこで自分自身もある時から、タイツを履いて、なるべく肌を外に晒さないように気をつけていると、確かに以前ほど、慢性腰痛が酷くなってないですよね。

昔から妊婦さんにお腹や足首を冷やすなという風習があるように、昔からのごく基本的なことをするだけで、防げることって世の中、割とあるのじゃないのかな?と東洋医学を学べば思う事があります。

③春の陽気を取り込む

春は早起きして、散歩がおすすめです。朝の「陽気」を体に取り込むためです。

古代の中国の健康書には、太陽と共に起居することが健康の秘訣であると書かれています。

朝昼夕夜のサイクルは自然界の「陰陽」のサイクルです。

自然のサイクルに逆らわず、体のサイクルに合わせることが大事です。

そうする事で、体は無理なく動き出します

春は陽気が芽生える時期ですので、何かを始めたり、生み出したりする力があります。

やる気も自然の力に乗ります。

そのため、新しい事を始めやすい季節だと言えます。

簡単に誰しもが始めれるウォーキングあたりは良いかもしれませんね。

この内容を読んだ際に、よく師匠が言ってたことをふと思い出します。

例えば寿命が100歳ある人でも、不摂生をして、体を労らずに過ごすと、それが半分になるケースもあれば、寿命が50歳の人が養生方法をしっかりすると、それをしっかりと全うできる事もある。

それぐらい養生方法だけで人は長くも短くも生きれるですよって事を、ふとこれを読んでいて思い出しましたね。

④負荷の少ない運動

適度に運動して汗をかくという事は、「陽気」を外に発散することになります。

春から夏は、陽気が高まる時期には、陽気の力を強める運動が向いています。

では、どういった運動が良いのか?

運動って一言で言っても心臓や筋肉に瞬発的に負荷がかけるようなものは、体にふさわしくありません。

軽く汗をかいて、陽気の発散や循環をさせる程度のものがおすすめと言えます。

そこで先ほど述べたウォーキングはおすすめだと言えます。

もし、健康に何か初めてみたい!って方は、ウォーキングをしてみてはいかがでしょうか?

最初は息切れしない程度に鼻歌が歌えるぐらいのスピードと距離からスタートします。

それを続けていくうちに、体が徐々に慣れてきたら、だんだんとスピードや距離を伸ばすことが理想的です。

上手くいけば、ジョギングに移ってみてもかまいません。

しっかりと歩いたり走ることは、陽気を下半身に引き下げることにも繋がり、のぼせの予防にもなります。

以上までが本日の前編の内容です。

この続きは次週にでも書ければと思います。

割と春の養生方法にしろ、これまでの養生方法でもこれを全て守って生活は、逆に大変だと思います。

しかしできる範囲での小さな積み重ねが、体をつくり、それが健康に繋がると思います。

今、メインブログでもたまに当時のアトピー性皮膚炎の事をブログで書いていますが、自身がアトピー性皮膚炎だったからこそ、東洋医学を学ぶからこそ、養生法って改めて大事だと思いいますね。

皆様も養生法から何か、できることから始めて、日々の生活を健康に過ごしてみてはいかがでしょうか?

https://www.facebook.com/yutaro.kawai.7946

https://m.facebook.com/profile.php?id=100009779616677

 https://twitter.com/Xtxn1arfLi?s=09

https://www.instagram.com/kawai_sinkyu/


かわい鍼灸院ホームページhttps://kawaiyutan.net/

日々の生活を心身共に元気に過ごす為のブログhttps://www.kawaiyutan.net/blog/
かわい鍼灸院の何気ない体験談ブログhttps://www.kawaiyutan.com/pw/

かわい鍼灸院のちょっとマニアックなブログhttps://ameblo.jp/kawaisinkyu/

続きです。

「寝屋川の鍼灸院」春の養生方法パート7〜めまい〜

こんにちは。当院長のユウタロウです( ・∇・)さて、少しづつ更新中の春の養生方法ですが、今回も前回に引き続き、鍼灸の師匠を参考に書いていこうと思います。

本日のテーマは、春に起こりやすいトラブルの最終章になります。

今回は「めまい」について。

めまいは、目が回ってくらくらする感覚の総称で、吐き気がしたり、平衡感覚を失ってたち上がれないや歩けないなどの症状が現れます。

春の時期は、環境の変化(例えば新学期、新入社員、引っ越しなどなど)などが多いことから、そのストレスなどが原因でめまいになる人が多いと言われています。

私自身がこれを読んだ際に、昔、鍼灸の修行の時に、4月になって新しい部署に変わって、突然、めまいがでて会社に行けません!って女性の方をふと思い出しましたね。

確かに人は、何か初めての事!ってなると、それだけでストレスがかかり、体の不調として現れるのかもしれません。

東洋医学的には、春はのぼせ症状が強くあらわれるので、本来ならからだ中にまんべんなく行き渡る「陽気」が頭の方にばかり集まるために、頭がくらくらして目が回ります。

例えていうならば、コマのようなもので、陽気がのぼって頭でっかちになっているのですが、足元には陽気が少ないので支えることができずに、ふらふらします。

ストレスが多い状態というのは、頭に血がのぼった状態ですから、そのふらふらの症状に拍車をかけます。

よりわかりやすく言えば、カーっと頭に血がのぼるってのをイメージしてもらえば理解しやすいと思います。

こんだけ頭に熱がこもっている状態な訳ですね。

ストレス解消には、早寝早起きでリズムを整えたり、有酸素運動をするなどがありますが、これらも緊張状態を解き、頭にのぼった血を下に引き下ろす必要があります。

また、足元を冷やすことは、のぼせを悪化させる要因になりますので、腰から下は、特に足元を冷やさないようにする事が大切です。

以上までが、めまいに関する内容です。

割とめまいと言えば、西洋医学的には、原因不明な事が多いですよね。

東洋医学ではこのように、巡り方、つまり体全体の巡り方がどのように崩れて、その症状を引き越しているのか?を考えて、鍼灸の施術をします。

先程、少し話した鍼灸の修行時代のめまいで苦しんでいる女性の方も、環境が変わり、それによるストレスでめまいが起きて、吐き気もでて車に乗ることも困難って最初は言ってました。

それを鍼灸でまず、自律神経を整えて、しばらく鍼灸で体調を整えるうちに、車は無理でも電車などの公共機関を利用すれば、1人でも会社に行けます!ってなるようまで改善しました。

メインのブログでも書きましたが、めまいも東洋医学からだと色んな原因があります。

ただ、大元はやはり熱が上にのぼせ上がったのが、1番の原因だと言えますので、それをはりやお灸で熱を下に引き下ろすだけで、改善することが多いです。

もし、めまいに関してより気になる方は、当院のメインブログに書いてあるめまいに関するブログを参考に読んで頂けたら幸いです。

では、本日の内容はここまでです。

次回からは、春のセルフケア編を書いていこうと思います。

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

https://www.facebook.com/yutaro.kawai.7946

https://m.facebook.com/profile.php?id=100009779616677

 https://twitter.com/Xtxn1arfLi?s=09

https://www.instagram.com/kawai_sinkyu/


かわい鍼灸院ホームページhttps://kawaiyutan.net

/日々の生活を心身共に元気に過ごす為のブログhttps://www.kawaiyutan.net/blog/
かわい鍼灸院の何気ない体験談ブログhttps://www.kawaiyutan.com/pw/

かわい鍼灸院のちょっとマニアックなブログhttps://ameblo.jp/kawaisinkyu/

続きです。

「寝屋川の鍼灸院」春の養生方法パート6〜情緒不安〜

こんにちは。当院長のユウタロウです( ・∇・)さて、まったりと更新しています、春の養生方法シリーズ。

今回は前回に続き、春に多いトラブルを書いていきます。

参考にするのは、私の鍼灸の師匠である大上勝行先生のこちらの本です。

今回のテーマは「情緒不安」です。

人が物事を考えるときは、「気血」が頭に大集合します。脳というのは、スーパーコンピューターを動かすために沢山のエネルギーを必要とします。

誰だって、何かする際にお腹が空いていたら力がでませんよね?

これは脳だって一緒です。

「気」は頭を働かせつつ、クールダウンさせ、運転の管理をしています。

「血」はまさしくガソリンのように、頭を働かせる燃料費の存在です。

この「気血」がバランスよく働くことによって、オーバーヒートすることなく、考え、気を遣い、適切な答えを導き出すことができます。

気血が充実していない時には、頭を動かすエネルギーが少なかったり、オーバーヒートしたりして、考えもうまく纏まらない状態へとなります。

「血」が不足するという事は、燃料が足りない訳ですから、空回りしている状態だと言えます。

イメージとしては、バッテリ切れを起こした車だと私はイメージしてますね。

空回りが過ぎると頭はオーバーヒートします。

いわゆる頭に血がのぼった状態で、興奮状態にあります。

わかりやすくイメージするとしたら、カーっとなった際に、顔が真っ赤な状態をイメージしてみてください。

過剰な興奮は判断を狂わせます。

焦り、イライラ、パニックはこのような時に起こります。

春のふわふわ風は、このオーバーヒート状態を増幅させる力がり、そのため、気持ちや神経をたかぶらせます。

東洋医学では心と体を表裏一体で考え、お互いに影響し合って病気になることがあると考えます。

つまり精神の不安定が頭痛、不眠、動悸、腹痛などの症状を引き起こすという事ですね。

ここまでが今回の内容になります。

割と鍼灸院では「情緒不安」の方々もよくみます。

こういった症状は、西洋医学的には改善が難しいものですが、割と東洋医学的には改善が可能です。

むしろ、東洋医学ならではの強みだと私は考えます。

この辺りのより詳しい詳細は、当院のメインブログを参考にして頂けたらと思います。

もし、現在、情緒不安or精神的なことでお悩みの方は、一度、お薬以外の手段として、鍼灸を取り入れてみてはいかがでしょうか?

では本日はここまでです。

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

https://www.facebook.com/yutaro.kawai.7946

https://m.facebook.com/profile.php?id=100009779616677

 https://twitter.com/Xtxn1arfLi?s=09

https://www.instagram.com/kawai_sinkyu/


かわい鍼灸院ホームページhttps://kawaiyutan.net/

日々の生活を心身共に元気に過ごす為のブログhttps://www.kawaiyutan.net/blog/


かわい鍼灸院の何気ない体験談ブログhttps://www.kawaiyutan.com/pw/

かわい鍼灸院のちょっとマニアックなブログhttps://ameblo.jp/kawaisinkyu/

続きです。

PAGE TOP