「打撲による痛みに対する鍼灸へのアプローチと考え方」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、本日は少し前に転倒によって鎖骨などを打撲して以降、肩や首が凝ったり、それによって打撲した場所が疼いてお辛いって方を東洋医学的にはどのように考えて鍼灸でアプローチするのか?を書いてみようと思います。

まず、当院ではどんな症状に対してもまず基本的にはまず、その人が現在、芯のどの辺りが弱っているのか?を考えてお話や脈、お腹等の情報から施術プランを組み立てていきます。

その後は、手と足の鍼やお灸で芯の方から元気にする施術をしていきます。

続いて打撲のケアも一緒にこの時、していきます。

まず、打撲のような炎症が起きている場所にはこちらのお灸が向いています。

これは元々はこのようなモグサが手で作ることで上記のようなこの形になります。

これを下記のような形で手で固めます。

そうして出来上がったのが、先程のお灸になります。

このお灸自体は、お灸をする場所を温める事で同時に少しじんわりと汗を出させる働きがあります。

汗が出るって事は、そこに余計な熱を発散させる効果があります。

つまり、打撲などによって炎症や腫れぼったりする部分にこのお灸をする事で、余計な熱を抜けさせる事によって回復力を促す効果が期待できる訳ですね。

このお灸自体は膝や背中、肩などなど色んな場面で使用する事ができます。

今回の方は、とにかく鎖骨から腕にかけてが腫れて痛いって事っと見て触った感じから、とにかく鎖骨から腕にかけての周囲の筋肉が突っ張っているような気がしましたので、まずその突っ張りをとる意味でもその周辺に鍼をして、それと同時にこのお灸をしました。

その後、うつ伏せがしんどいって事ですので、横向き(楽な姿勢)で寝て頂いて鍼を刺して置いておく「置鍼」って方法をしました。

イメージとしてはこんな感じになります。

こちらの置鍼をする事で約10分ほど寝て頂く事で鍼をさしたツボ周辺の筋肉がじんわりと緩む作用が期待できます。

その後、横向きの姿勢のまま、ツボの刺激をする事でじんわりと体の巡りを良くして筋肉を緩める働きがある棒灸を使用します。

棒灸はこのように鍼の代わりとしても使用できるのも魅力的ですし、ツボをしっかりと捉えてそこにこの棒灸をこのように置くと、そこらへん周辺がじんわりと温まり緩みます。

これで背中や腰、肩や首などの全体的な硬さをとるようにお灸をして緩めました。

そうするとこれが終わる頃には、ほぼ、筋肉の硬さや張りが取れて、来た時よりは楽になった!って事で、最後は鍼で残っている体全体を微調整をして終了になります。

このように打撲の方が来た場合は、まずは芯を元気にする事で回復力を促します。

続いて打撲してお辛い場所やそれに関連した筋肉の引きつりや張りなどを先程のお灸などで緩めていきます。

割とスポーツをしている子が昔、鍼灸の修行時代でも怪我で当院に打撲で来た際もこちらのような似たような施術をして回復した思い出がありますし、今回のように何らかの形で足をつまづいて転倒した打撲にも対応できる訳です✨

もし、最近、なかなか打撲などの痛みでまだ違和感や痛みがあるって方は、このような東洋医学的なアプローチを体験してみてはいかがでしょうか?

では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

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「生理前の気持ちが落ち着かないやイライラするに対しての鍼灸施術」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、本日は先日、生理前に気持ちがザワザワすると言うか落ち着かないって事とその為、イライラするって症状の方を鍼灸施術をしましたので、その時の考え方とアプローチを書いてみようと思います。

まず、脈ですが、全体的に弱くて元気がない感じです。

お腹は全体的に張っていて、ストレスがあるようなお腹ってイメージですね。

また、生理前後の症状と言うのは、「血」が、東洋医学でも特に関係が深いです。

ですので、この血が生理によって不足していたり、またはそれが滞っていたりすると、今回のような症状が現れる事があります。

ですので、鍼灸ではまずはこのバランスを手と足のツボを利用して整えてあげる事が重要だと言えます。

また、このような症状を訴えている方は、頭の方に熱が特に多い為にこのような症状が現れていると考えれます。

熱と言うのは、その特性上、基本的に体で発生した熱は上に上にいきます。

本来、人の体と言うのは、熱いエネルギーと冷たいエネルギーがこのように体全体を巡っているのが正常な訳です。

しかし、先程の「血の不足かもしくは血の滞り」によって崩れたバランスによって、熱が発生すると、その熱が頭のほうで滞ります。

そうすると上記のような状態になり、この熱がどこで滞るか?で、症状の現れ方は人それぞれで違います。

例えば、肩凝りが日ごろ、ある人ならより悪化して重だるくなったりしますし、これが目の辺りに行けばめまいの原因になります。

今回で言えば、頭の方にいった事により、頭がカッカして考え方が纏まらないや気持ちが落ちつかないまたはイライラするって言う症状へと繋がったんだと考えれます。

その為、根本のバランスを整えて元気にする事も大事ですが、この上昇に昇った熱を下に引き降ろす事も大事になってきます。

今回は上の熱を散らすって意味でも、頭のてっぺんに鍼を置いておく「置鍼」って方法をとってみました。

鍼の長さと太さは、丁度、髪の毛ぐらいでしょうか。

また、うつ伏せの際に首や肩の凝りをとるような鍼をしています。

また、腰や背中周りを箱灸を利用して温めて緩めながらリラックス効果も狙った施術もしてみました。

また、今回のような症状を訴える方は、大抵、足の冷えがキツイですので、足元は湯たんぽで温めています。

このうつ伏せで寝て頂く時間は、普段は約10分ぐらいの事が多いのですが、しっかりと巡らす場合は、ある程度、寝てリラックスして頂く事も大事ですので、今回は約20分ほど、このまま寝て頂きました。

その後、最後に鍼で背中や腰、肩首などを微調整で鍼をしましたが、施術後は何だかスッキリして気持ち良かった!って事で、今回の施術は終了です。

このように女性特有の症状と言うのは、お体の状態によって症状は様々ですが、体の巡りを良くするように鍼やお灸をする事で、体のバランスが整い、改善方向に向かうと私は考えて施術をします。

また、普段、冷え性等でお悩みの方も当院ではこの箱灸を利用して改善するように施術をしますので、普段、冷え性や生理前後の症状でお悩みの方は、一度、ご相談頂けたらと思います。

では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨

また、次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

最後にお知らせです。

当ブログは今まで週2回〜3回のペースで、更新をしていました。

明日か明後日ぐらいに当院のホームページがリニューアルします。

その為、今後、リニューアル後は、メインに書くブログはそのリニューアルでのサイトで書く予定になります。

今後のメインをそこにする為、このサイトでの更新頻度を少し落とさせて頂きます。

今の所、アメブロとここと、リニューアル後は三つを掛け持ちで書くので、一概にどの程度の更新になるか?は謎ですが、一応、週一回ぐらいは更新したいと考えておりますので、どうぞ今後も宜しく御願い致します。

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「自分自身が腰痛持ちだかこそ腰痛との向き合い方」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

今回は普段、鍼灸院でもよく見る肩凝りや腰痛が多いですので、自分自身が腰痛持ちって事ですので、腰痛に関しての考え方とその予防に関して書いてみようと思います。

まず、私自身が初めてのギックリ腰なったのは、20代前半の時です。

その頃は、職場の環境が割とブラックだと言う事もありまして、自分でも無理をしていたと今思い出してもそう思います。

そんな無理が祟ってか、割とひょんな事で、突然、仕事中に腰の真ん中辺りに痛みが走りました。

その時は、特に重度でして、2〜3日ほど全く動く事ができなかった思い出があります。

その時に丁度、同じ職場の鍼灸師さんの鍼やお灸をきっかけに鍼灸の世界を知れた!って意味では、今となっては良い思い出だとも言えます。

そんな出来事をきっかけに私と腰痛との長い付き合いが始まりました。

普段の日常生活では特に異常がない訳ですが、ふとした瞬間に違和感だったりが度々でたり、仕事をコン詰めて無理していると腰痛が出る事があります。

その「違和感」をある程度、ケアせずに溜め込むと、突然の痛みへと変化する事があると、何度かのギックリ腰を通じて、自分自身が感じた事です。

その為、ある時期からは、この腰のどこかに「違和感」を感じると、自分自身でケアを心掛ける様にしてからは、そこまで酷い状態になる事はありません。

割と腰痛や肩凝りでもこれは何でも言える事だと思いますが、体のSOSのサインって割と重要な気がします。

例えば、私自身で言えば、大体、腰痛が出ている時って何か無理をしている際や疲れが溜まっている時に、腰に「ズン」ってなんとも言えない嫌な鈍い痛みが出て、それを放置して放っておくと、ある瞬間に急に痛みというか激痛が出てギックリ腰になるパターンが多いような気がします。

ですので、基本的に私の予防策としては、この違和感の段階で早めに体のケアをする!って事が、特に腰痛のケアで大事だと考えております。

また、日頃、腰痛で整骨院や鍼灸整骨院でケアしているにも関わらず、腰痛に変化がない!って方やもしくは、その時は良くてもすぐに元に戻るって方の腰痛の方は、腰の奥の部分の深層の筋肉だったり、体の元気がないから、回復しないって事も考えてみても良いと思います。

少し前に肩凝りが改善する人としない人のところでも触れた、お話にもなりますが、腰痛の為に施術を受けて改善する人としない人の違いは、皆さんはなんだと思いますか?

私自身はこの一つの原因は「体の元気」があるかないか?だと思います。

東洋医学的な考え方にはなりますが、人には生まれ持っての「元気」の量(源)と言うのは、人それぞれ生まれた時点で決まっています。

つまり母親と父親から頂いた元気の源を人は、日々の生活で少しづつ使用しながら生きていると言えます。

この元気の源を減らさないように、食べ物のエネルギーだったり睡眠だったりで、常に補填しながら人の元気の灯火を燃やして人は生きていると言えます。

でっ、人と言うのは、生まれ持って胃腸が強い人もいれば逆に弱い人がいるように、当然、この元気の量は人それぞれな訳ですが、どんなに元気な人も無茶をすれば当然、体を壊します。

逆に弱い人でも、生活の仕方や養生をしっかりとするだけで、元気に過ごせるとも言えます。

つまり、人は生きていく上で、「養生」がいかに大事なのか?って事がここまででのお話で少しでも伝われば幸いだと思います。

腰痛のお話に戻りますが、慢性的な腰痛で改善しない方の中で最も原因が多いのが、この体の元気がスカスカにない人です。

このような方は、日頃、仕事や家事等で頑張りすぎた結果、無意識のうちに疲労を蓄積しすぎて、疲れが抜けにくい身体になっていると考えます。

人は生きている限りは、これはどうしようもない事ですが、「疲労」と言うのは生活する上で無意識に蓄積されていきます。

また、年齢と共に回復力というのは、徐々に衰えていきます。

ですので、慢性的に腰痛で改善しない方は、この二つの要素が特に関係していると思います。

ただ、年齢的なものって言うのは、自然の摂理でもありますので、これはどうしようもできない事だと言えます。

ただ、「疲労」に関しては、日々、鍼やお灸で体のバランスをしっかりと整えて、芯を元気にするだけで、徐々にですが腰痛の出にくい体になると言えます。

また、ある程度、芯がしっかりすれば、ちょっとしたストレッチ等で、筋肉に柔軟性を持たせたり、緩めてあげるだけで、悪化への予防へと繋がります。

芯の元気をつける際に私がよく利用するのが、お臍の下にある「関元」ってツボです。

ここに体の状態に合わせて、鍼やお灸をします。

イメージ図とてはこんな感じですね。

割と慢性腰痛の方の中には、足の冷えも腰痛と関係している方も多いと思います。

特に今の寒い時期に腰痛が悪化するって方は、特に冷え対策が必要だと言えます。

その為、先ほどのイメージ図の部分にカイロや湯たんぽ等で温める事はとても良い事だと言えますし、足を外の外気から守るって意味では、タイツやレッグウォーマーなどで肌をしっかりと守る事が大事だと言えます。

後は、疲れや痛み等の違和感を感じたら、すぐにガス抜きをするだけで、慢性的な腰痛は、だいぶ抑えれると個人的には思います。

私自身は、秋口の寒さが酷くなる前にタイツを履いて、足を冷やさない様にして、寒い時期はカイロ等でお腹や腰をしっかりと温めて、それでも違和感がある場合は、自分自身に鍼やお灸、ストレッチをして、時にマッサージ等の施術をする事で、ここ最近は酷い腰痛はほとんど出なくなりました。

その為、まず慢性的に腰痛でお悩みの方は、一度、じっくりと体の元気をつける鍼灸を体験してみて頂けたらと思いますね。

また、日頃、中々、違和感に悩まされてしんどいって方は、先ほどのタイツやカイロ等で、ポイントを絞って養生の方法を実行して頂けたら、日々の生活も変化すると思います。

最後に、よく腰痛のキッカケ、肩凝りでも似たような事が言えますが、姿勢が悪いからそれが原因って方がいますが、私自身は姿勢はそこまで気にする必要はないと考えています。

理由としては、人には順応って能力があるからです。

元々、人は大昔は四足歩行だった訳ですが、数々の進化の過程で今の状態になった訳ですね。

その中で二足歩行だからこそ生まれた腰痛ですが、その明確な原因は今でも謎のままだと言われています。

まぁその中の原因の中の可能性の中で言えば、当然、確かに姿勢からくる腰痛も一概に全否定はできないのも事実ではあります。

しかし、先程述べたように、人って基本的に座っている時やじっと立っている際、ましてや寝ている時ですら、筋肉は色んな力を使っています。

ですので、姿勢が悪い方には、それに対応して体は上手に使用していると考えれる訳ですね。

ですから、体ってその一人ひとりに合わせては、順応できる様には上手いことシステムがあるって言えます。

当然、姿勢をちゃんとする事で、疲れにくい体つくりって観点から、言えば姿勢も大事だと思いますが、それってちゃんと症状が改善した後にするからこそ意味がある事だと私は思います。

ですので、最初のうちは例え姿勢が悪いだろうが良いだろうが、個人的にはそこまで重要ではないと思います。

それよりもその腰痛が根本的に何がキッカケで慢性化したのか?何故ずっと改善しないのか?に焦点を当てて施術することの方が、私自身は大事だと思います。

以前、何処かのブログでも書きましたが、腰痛にしろ肩凝りにしろ、色んな原因があります。

それをお話しや脈、お腹などから、当院なら考えて、その芯を元気にして改善していこう!ってのが、当院の方針です。

日頃のケアをしつつ、ここを通じて少しでも鍼灸の奥深さが伝われば幸いですね✨

では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます⭐️

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

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「二日間のリモート研修の感想」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、先週の日曜日と月曜日は、私の鍼灸の師匠のリモートでの研修が二日間に渡ってありましたので、その感想を書いていこうと思います。

今回の内容は「脾虚証」についてです。

多分、一般の方々が「脾虚証」って聞いても何の事なのかさっぱりだと思いますので、簡単にざっくりと説明しておきますね。

私が勉強している東洋医学では、各臓器の働きが、何らかの原因によって弱ると、そこからその臓器の機能が低下して、その結果、皆様が普段言う、肩凝りや腰痛、食欲不振などの数々の症状を表すと考えます。

その原因が何なのか?を脈やお腹、お話などから判断していく訳です。

それで今回はその中の臓器の「脾」をメインにした研修って訳ですね。

でっこの「脾」は東洋医学ではどんな働きをしているのか?って所から、研修のお話がスタートします。

「脾」と言うのは、全ての臓器のエネルギー源を作る製造工場の役割があります。

その為、これが弱ると言う事は、様々な症状が体に現れるため、とても複雑だと言えます。

私達の東洋医学ではこのエネルギー源を「気・血•津液」って分類します。

まぁこんな表現されてもさっぱりだと思いますが、これが各臓腑のエネルギー源の元みたいなもんだとイメージしてみてください。

このエネルギー源の元を製造するのが、本日メインになる「脾」ってやつです。

でっ、この「脾」は全てのエネルギー源を作ってますので、当然体の各症状が現れます。

まず、単純に「血や津液」と言うのは、形あるものですので、これが不足すると熱い症状や寒い症状が、体に現れます。

例えば、熱の症状がメインの時は、熱が旺盛な為、食欲はあるので食べれる事は食べれますが、実際には製造構造が壊れている為、食べると食後に食べむらだったり倦怠感、手足の怠さと言った胃腸の症状を訴えます。

反対に冷えが強い場合は、これは元々の元気すらないとも言えますので、当然、食欲はありませんし、食べたとしても余計に悪化するって事になります。

でっ、詳しい詳細はややこしいので、ここでは省きますが、冷えによって、ようは熱の停滞が起きる訳ですよね。

そうすると風邪のような悪寒や発熱、頭痛って言った症状が体に現れます。

じゃあ今度は形がないとされる「気」で考えるとこれがまたややこしい訳です。

人の体というのは、本来、外からの邪、つまり今の季節で言えば、冷え=寒のこの邪から刺激が体の中に侵入しないようなバリアみたいな存在が人にはあります。

イメージをこんな形で図に描いてみました。

イメージではありますが、①のように本来は外からの寒邪の侵入されないように守れいる訳ですが、これが何らかの原因、今回で言えば、エネルギー源が壊れて供給不足になると、この寒邪の侵入が、②のような状態になる訳ですね。

でっ、②のような状態なると、体の中では戦いが始まります。

今度はこの寒邪と体の元気とが、ぶつかり合います。

超簡単に言えば、これ以上、悪い存在を体の中に入れまいと、体は体で弱りながらも抵抗する訳です。

そのぶつかり合いの過程で、人には各層に経絡ってのがありまして、その経絡のどの部分にこの寒邪が到達したか?で様々な症状が体に現れます。

多分、脾の中でもこの辺りが一番、ややこしいですし、私自身も混乱する所でもあります。

ただ、この熱の深さによって、症状の出方や施術方法が違うので、これが脈やお腹、お話などから理解できるだけで、施術の幅がぐっと広がると言えます。

しかし、超個人的にはここは本当にややこしいです😓

熱の入り方や各アプローチの仕方は、違うって事は熱の状態で納得できますが、その判別が難しいですよね💧

また、基本的な熱の侵入の流れは今回ので把握はしましたが、どんな症状も基本は基本ですよね。

ですので、本来は、より複雑にその症状が現れますので、この辺りの理解と各症状を深く知るって事が、今後の私自身の課題だと言えます。

割とここまでざっくりと書いてますが、実際の研修では各症状別に詳しくお話しつつ、漢方の使い方などをお話したりで、午前中だけって事もありますが、本当にあっという間の研修でした。

そして気がつけば、頭がプシュウ〜って音がなるようなそんな状態に研修が終わった後はなってましたね(笑)

ただ、このように定期的に研修を受けることで、自身の知識の理解度を深める事はもちろんできますし、新たな発見や再確認にも繋がりますので、1月は特に他の研修もありませんでしたし、受講して良かったと思います。

では、本日はここまででブログを終わろうと思います。

本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨

また次回のブログでお会いしましょう( ^∀^)

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「肩凝りが改善する人としない人」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、ここ最近、冬の寒さの影響もあると思いますが、とにかく肩凝りで当院に来院される方が多く、また肩凝りの方々を施術する中で、ふと感じた事をここに書いてみようと思います。

以前、冬の養生方法のブログでも触れたので、内容が少し被る部分もあるかも知れませんが、そこはご了承下さい。

まず、肩凝りが慢性的なある方で、整骨院や鍼灸整骨院、または整体やカイロプラティックなどなどで、改善目的の為に通われている方々がいると思います。

その中で、単純にストレッチやマッサージ等の施術で、改善する人はそれで私も良いと思います。

また、それらの施術で改善はしないものの、施術を受けると気持ち良いので受けたい!(慰安目的)等の理由で受ける事も良いと思います。

では、その中で改善はしないけど何処に行っても変わらないって考え方の中がもしいらっしゃるとしたら、そう言った方にこそ鍼灸が特に向いていると考えれます。

まぁ私自身は鍼灸の良さがもっと広がって欲しい!って気持ちも正直ありますので、ここを通して鍼灸に興味を抱いて方は、是非、一度、時間をかけての鍼灸施術を体験して欲しい!って想いは常々あります。

今回はその気持ちは一旦、置いてまして、先程、述べた改善しないけど、何処に行っても変わらないって方に向けて書いてみようと思います。

まず、このような肩凝りでお悩みの方で、感じるのは「根本的な元気」がない!って事が考えれます。

ここ最近の肩凝りでお悩みの方の中でも、お話や脈、お腹などから考えるととても元気のない感じの方がいました。

逆に元気がまだある人は、一回の鍼灸施術でも手応えがあるほど、良い形で改善します。

しかし、改善しない人に共通するのは、先程のべた「根本的な元気がない」って事だなと最近、施術を通じて感じます。

例えば、年齢は一旦置いておいて、何処を怪我したとしましょう。

怪我の程度が軽い場合は、人にもよりますが、2〜3日安静にしたら治ったって方もいれば、怪我の程度が深い場合は、1ヶ月もかかるって方もいると思います。

ここの違いってなんだと思いますか?

私自身はこれは生まれ持っての自然治癒力の力が強いかor弱いか?の違いで、この差が生まれるものだと思います。

自然治癒力が高ければ高い人ほど、当然、どんな症状もすぐに治るって事も考えれます。

反対にこれが低い人ほど、治りにくいって考えれる訳です。

では、これを鍼灸で冒頭のケースで考えてみましょう。

今回の肩凝りが中々、改善しない!って方の共通点としては、お腹全体が張っていて、おへその辺りの部分が凹んでいて、力がないって方がいます。

このような方は、東洋医学では根本的な元気がない方に現れると考えれます。

次に気になるのが、足の冷えがとても強いって事です。

肩凝りが多い方は、足が冷えている方も男女関係なくいますが、特にこの肩凝りが酷い方の場合、高確率で足の冷えがキツイパターンが多いと感じます。

たまに何故、足の冷えと肩凝りが関係するの?って方がいますので、簡単にですがお答えしときます。

人の身体と言うのは、常に温かいエネルギーと冷たいエネルギーが体を巡っています。

ちょっとマニアックな言葉で表すなら、陰陽です。

今回はざっくりと温かいエネルギーと冷たいエネルギーで表現させて頂きます。

でっ、足が冷えるって事はそこで何らかの渋滞を起こしているって事です。

ここで渋滞が起きると、本来足に行くべき温かいエネルギーはどうなるでしょうか?

熱の法則として温かいものは上に登ります。

その上に登ったエネルギーが通常より、体の元気がない人は、より今度は上の方で熱エネルギーが渋滞します。

そのより渋滞した熱エネルギーが、肩の辺りにいくと、今回の慢性的な肩凝りへと繋がるパターンがあります。

では、今回のケースで言えば、どのようにすべきか?

私自身の考えとしては、まずはこの根本的な元気をつけてあげる事がまず第一に重要だと考えます。

続いて、足の冷えを改善してあげる事も大事だと思います。

これらを全てした上で、一番しんどい肩や背中周辺に鍼やお灸、もしくはマッサージや整体をする事で意味があると考えます。

では、根本的な元気をつける場合、当院ならどのようにするか?

当院では根本的なアプローチは手や足に鍼とお灸をします。

その上で、体の元気な源の一つ、お腹を箱灸で芯から温めます。

これらをしっかりとした上で、うつ伏せで背中や首、肩周りを鍼やお灸でしっかりと緩めます。

またその際にその人の体の状態に合わせて、箱灸をまた腰や肩にしたり、人によっては棒灸をしたりします。

最近だと特に冬の寒さの影響で、肩凝りに関係なく足が冷えた方が多いですので、当院だと湯たんぽを活用する機会が多いです。

このように仕上げた後、最後に横向きで微調整として腰や首に鍼をして当院の施術は終わります。

私自身も元々、ギックリ腰をしてから、その疲労が溜まりすぎるとたまに肩凝りを感じて首なども辛くなる経験がありますので、慢性的に肩凝りでお悩みの方々はとてもお辛いと思います。

鍼灸施術では東洋医学だからこその「見方」や「アプローチ」方法があります。

今回のブログを通じて、俺も!私もで!そうだ❗️中々、改善しない‼️って方は、一度、当院のようなじっくりと時間をかけて、改善していく鍼灸施術を体験してみてはいかがでしょうか?

では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

おまけ:当院は今月の祝日の10日(月)の午後から、普段、来院できない人に向けて午前中はリモート研修の為無理ですが、午後3時から6時までは受付をしています。

もし日頃、仕事で来れない!って方は、この機会にどうでしょうか?

幸い現在は、まだ予約の空き状況に余裕がありますので、お早めにご予約して頂ければ幸いです。

当院の予約は電話・ネット・LINE・メールで受付をしています。

ネットに関しては24時間どのタイミングでもご予約が可能です。

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「暴飲暴食による胃腸の疲れにこそ鍼灸はどうでしょうか?」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

新年あけましておめでとうございます✨今年も定期的にこのブログを書いていきますので、どうぞ宜しくお願いします。

さて、新年一発目のブログは、新年による暴飲暴食によって胃腸が疲れた方に向けてブログを書いてみようと思います。

皆様は新年を迎えて現在、胃腸の疲れはいかがでしょうか?

こんな質問をしている私自身も今年は、久々に実家や新年だと言う事もあり、普段より豪勢な食事や美味しいお酒をこの正月休みは堪能させて頂きました。

特に元旦の日はおせちにお寿司、ケーキにお酒と!これでもか!ってくらい暴飲暴食になっていた気がします(笑)

これがその時、食べたおせちです。

とても美味しかったです♪

さて、私のように暴飲暴食をした場合、胃腸が弱ります。

胃腸と言うのは東洋医学では身体のエネルギーを作る製造工場のような役割をしています。

イメージとしては釜戸の火でくつくつと煮込むような形で、エネルギーを製造して、それを身体の各部分に送られる事で、人は元気な状態を得ていると言えます。

つまり、暴飲暴食をするとこのエネルギーが製造されませんので、当然、エネルギー不足で色んな不調をきたすと考えれる訳ですね。

またエネルギー不足からの肩凝りや腰痛、疲労等も、この場合、肩が重だるいから肩周辺をしたり腰がしんどいや辛いからと腰だけを施術したとしても、根本の釜戸が壊れていると、改善する所も全くしない!って事が考えれます。

その為、このような胃腸の疲れのパターンからくる不調の場合は、まずは胃腸を元気にしてあげる必要があるって言えます。

では、胃腸を元気にするにはどうしたら良いか?

まず基本的な部分から言えば、胃腸を休めてあげるって事ですね。

例えば、食べ過ぎが原因なら、少し物足りないな?ってぐらいの、いわゆる、腹八分目に抑える事が大事だと言えます。

続いては脂濃いものを避けたり消火に良い食べ物を食べてあげるって事ですね。

その為には、よくしっかりと噛んであげるって事が重要になります。

ですので、うどんやラーメンなどの麺類は、このような時は避けるのが良いと言えます。

理由としては、麺類と言うのは、つるっと入る為、食べた物が大きいので、消化の負担になるってうちの師匠もよく言ってました。

ここで少し注意点ですが、胃腸が疲れているからと、全く食べないのは食べないで、良くないと言えます。

胃腸と言うのは、しっかり噛むことで胃腸が動きだすため、食べないって事はこの胃腸の動きを防ぐにも繋がるため余り体にとって良くないと考えれます。

以上の点が日常で行えるセルフケアだと言えます。

では、鍼灸ではどのようにアプローチをするのか?

鍼灸ではまず、胃腸の元気をつけてあげるような鍼灸施術をしていきます。

その為、まずはいつものように手と足に鍼とお灸をします。

この補助的な作用で、良いのが、当院でもよくご紹介している「へそ灸」です。

こちらは、よく冷え性の際にも使用してましたが、胃腸の元気をつける際にも持ちいります。

お腹には体の元気が集まるツボがあります。

つまりここをしっかりと温める事で、体の元気をつける事ができます。

当院では鍼で体全体のバランスを整えた後に、手と足にお灸をするのですが、それをしている間にこの上記の画像のようにお腹を温めます。

これである程度の体の元気をつけた後に、うつ伏せになって頂いて、肩や腰などのしんどい場所に鍼やお灸をします。

割と鍼灸でガッツリとする場合は、大人で約1時間前後ですが、もし、時間がなくてお忙しい!って方には、箱灸だけの「ポッカポカリラックスのお灸」お灸だけのコースもオススメです。

こちらのお灸だけのコースの場合だと、大人だと30分〜40分ほどで終わります。

この正月明けで、体が妙にしんどいって方はいないでしょうか?

そのような時に鍼灸施術によって体のバランスを整え事で、今月いっぱいを元気に過ごせると思いますので暴飲暴食でお疲れの胃腸や正月休みによる倦怠感等でお悩みの方は、是非一度、当院で鍼灸施術を体験してみる事をお勧めします⭐️

当院では現在、お正月って事で、お正月キャンペーンを開催しております。

主な内容は「選べるお正月キャンペーン」

内容:アプリをダウンロードして頂いた方、限定でお年玉クーポンを配布しております。

1:鍼灸の施術費からお会計時に1000円引き

2:鍼灸の施術後に10分の整体を無料でします。

整体内容は、ストレッチ・揉みほぐし・ヘッドのどれか一つをお選び頂けます。

以上の内容で、1か2のどちらかをクーポンを使用する事でお得に施術を受けて頂こう!って考えた企画です。

良ければこの機会にアプリをダウンロードして頂いて、体のケアをしつつ鍼灸の魅力を体験して頂ければ幸いです⭐️

では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨

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