「冬の時期に気をつける事パート8」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、本日も師匠の本を参考に冬の養生に関して書いていこうと思います。

これまでは冬に気をつけるべきトラブルとセルフケアに関して書かせて頂きました。

本日はセルフケアの続きになります。

まずは冬の衣服のポイントです。

今の時期だと特にそうかもしれませんが、寒いとついつい、着込みがちですが、それではかえって服の重さで肩が凝ったりする事があります。

冬の衣服はポイントを抑える事で軽快に過ごす事が可能です。

まずは首回りです。

首回りはマフラーやスカーフ、ネックウォーマーなどで覆って外気から肌を晒さないように守ります。

頚椎の周りから下にかけては、呼吸器に関係したツボが沢山あります。

この辺りを、しっかりと隠して守るだけでも風邪を引きにくくなりますし、そこまで着込まなくても大丈夫だと言えます。

その為、ちょっとした動作も軽快に行えると思います。

続いては下半身です。

冷えは足元から入ります。

腰、下腹部、ふくらはぎ、アキレス腱の周りは特に冷えが蓄積されやすい場所です。

その為、この辺りをしっかりと靴下やタイツ等で守る必要があります。

ただし、この辺りのガードは、すっかり寒くなってしだす段階では、少し手遅れだと言えます。

秋の養生の所でも書きましたが、「冷え」を感じてから、着込むとその時点では既に体の中に「冷え」が侵入してしまっている段階の為、手遅れとも言えますので、なうべく秋口の始まりから着込むのが、理想的だと言えます。

割と上記までの部分ってごく当たり前のことでもありますが、近年のフアッションはオシャレの為、それに伴い、この辺りの防御ができていないとも言えます。

全部が全部をきっちりと外気の冷気から守る事は大変かもしれませんが、少しポイントを押さえて取り入れるだけでも、普段の生活が楽に過ごせると思います。

続いては、腰痛などの痛みのある時の入浴に関してです。

「体が冷えていたので、風呂に長時間入って温まったら腰痛が楽になった」というケースもあれば反対に「お風呂に入ったら腰が疼いて寝れなかった」と言うケースも存在します。

ここの二つの差はなんでしょうか?

寒い冬はお風呂で温まると気持ちが良いものですが、冬の寒さと言うのは腰痛や神経痛などの痛みが増しやすい時期だとも言えます。

そんな時の際の入浴は気をつけるべきだと言えます。

痛みは温めると和らぐ場合が多くあります。

温まる事で血液の巡りが良くなり、筋肉が緩むからです。もちろんお風呂は体を温めます。

しかしこれは外側からの温もりの為、長続きはそこまでしないとも言えます。

また、入浴後の外気との温度差が充分に温まったかに思えた体を急激に冷やしていきます。

腰痛や神経痛にはこの温度差が堪えるのです。

またお風呂でしっかりと温めると汗がでます。

汗がでると言うことは、その汗と同時に体の中の熱が抜けて、しかもその汗がでた場所から汗腺が開いた状態になります。

その開いた汗腺から、「冷え」が侵入するケースがあります。

お風呂にゆっくりと入る事で。リラックスでき筋肉も緩んで腰が楽になるケースもありますが、今回の痛みが出るケースの場合では、こわばりやだるさが主な時になります。

その為、痛みがある際の入浴は、基本的に軽めにさっとシャワーを浴びて、その後はなるべく肌を晒さないようにできるだけ、冷えにくくする事が大切です。

じっとしていても痛いや少し動くと激痛が走るなど、痛みの激しい時には基本的には入浴は避けるべきだと言えます。

今回は腰痛にピックアップして書きましたが、これは寝違いやぎっくり腰、その他の痛みが強い場合や痛みの違和感が激しい時のケースでは、常に入浴に関しては特に注意しておくべきだと言えます。

続いては冬はしっかりと体を休める時期に関してです。

今はコロナ禍だと言う事もあり、難しい訳ですが冬はスキーやスノーボード、スケートなどは、そもそも雪や氷がある冬でないと成り立たない冬のスポーツです。

またマラソンやサッカー、ラグビーなどの持続力が必要なスポーツは心臓に負担のかかりにくい冬の方が向いていると考えれます。

しかし、今の冬の時期というのは特に「陰気」が旺盛になる時期だと昔の書物では書かれています。

これは来るべき温かくなる春に向けて体の中に「陽気」をしっかりと蓄えておきましょうと昔の書物では書かれています。

これには理由があります。

運動、動く事で人は陽的な活動を行なっていると言えます。

特に運動の場合、この陽的な事が活発になります。

これが活発になると体の中の陽気が体中を巡ります。つまり発散されているって事ですね。

もっとわかりやすく言えば、スポーツで言う汗をかくような状態です。

汗をかくということは、汗からその陽的な部分を汗として出すことで、体を冷やしているって事ですね。

つまり、運動する事で汗をかくと言うことは自ら体に蓄えるべき「温かいエネルギー」を自ら出していると考えれる訳ですね。

その為、冬の時期というのは、基本的にはしっかりと体を休めて来るべき春の温かい時期から活動する事が理想的だと言える訳です。

よく、冬になると冬眠って言葉を動物でも言われますが、これも先ほどの温かいエネルギーをなるべく漏らさない為に、じっとしている事で守っているって考えれます。

どうしてもストレス発散や仕事等理由によっては、汗をかくこともやもえない人達もいると思いますが、基本的には最低限、汗をかくにしてもじんわりとかくぐらいに押さえておく事で、春の時期の体調不良への予防へと繋がります。

例えば、今の時期にしっかりと陽的なエネルギーを体に蓄積する事で、花粉症への予防にも繋がると言えます。

この辺りの事はまた、春の養生編で書こうと思います。

多分、次回ぐらいでこの冬の養生シリーズも終わると思います。

本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨

では、また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

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