「冬の時期に気をつける事パート7」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、いつもよりゆっくりと書いてきたこのシリーズも気がつけば、シリーズ7ですか。

おそらく後、2〜3回で終わると思います。

本日も鍼灸の師匠の本を参考に書いていきますね。

前回までは冬に多いトラブルの症状を中心にブログを書いてきました。

本日からは、冬に行うと良いセルフケアに関して書いていきます。

まず、最初にオススメなのが、「乾布摩擦」です。

冬は1年の中で一番寒い時で、風邪をよく引く時期です。風邪は外から入る「邪」の一つとされ、侵入経路は皮膚表面です。

からだに入ってこようとする邪に対して、人のからだでは「気」が門番となって、皮膚表面の水際で、侵入を防ぎます。

ここで、軽く補足を入れておきますね。

いきなり「気」と表現されても、「気」って言われても、イメージがしにくい人もいると思います。

そこで、空気をイメージしてみてください。

空気は普段、私達の生活では目には見えないですが、あって当たり前の存在ですよね。

「気」もそれと同じような概念で考えてみてください。

「気」と言う目に見えない「エネルギー」が人にはあり、それが先程、書いた「風邪」などの「邪」から、体を守るバリア的なのが人にはあると、東洋医学では考える訳ですね。

漫画好きな方で例えるなら、ドラゴンボールやナルトの気やチャクラなどのイメージでも良いと思います。

この邪とバリア(気)のせめぎ合いの勝敗によって、風邪をひくか?どうかが、決まる訳ですね。

つまり、皮膚表面での守りの強い人ほど、風邪を引きにくいと言う事になります。

これは、普段の肩凝りや腰痛等の症状でも似たような事が考えれます。

例えば、体の芯が元気な人は、ある程度、無理をしても元気に過ごせます。

しかし、どんな元気な人でも無理を続けたり体の衰えなどから、季節の変わり目などの外部からの変化をきっかけに、突然の痛みなどを訴える事もある訳ですね。

皮膚表面は呼吸器と関係が深く、呼吸器の状態が皮膚表面に現れる事もあります。

また、皮膚表面は呼吸器によって循環され、潤いを保っているともいえ、総合して考えると呼吸器が弱いと皮膚表面の守りが弱くなり、外の邪の侵入を許し、風邪を引くことが多くなります。

皮膚表面を強くする事は、呼吸器を強くする事になります。

その為、乾布摩擦がオススメです。

毎朝、約5分程度、乾いた布、タオルなどで左右の肩甲骨の間を上から下に擦ります。

この時に気をつけなければいけない事が、力を入れて強く擦り過ぎない事です。

これでは痛いだけですし、表面だけが赤くなって、奥まで温もりません。肌に優しく触れる程度で、軽く軽く(優しく〜優しく)擦る事が大事です。

こうして擦ると、しばらくするとほんのりと肌が赤くなってきて、奥がしっかりと温もります。こうして皮膚を強くする事で呼吸器も強くなり、風邪を引きにくくなります。

よく、鍼でもお灸でも痛い事、熱い事、今回の乾布摩擦でも、強めが駄目と聞いて、頭のどこかで、はてなマークが出る人がいると思います。

基本的にツボと言うのは、体の浅い部分にあるですよね。(全部が全部ではないですが)

その為、しっかりとツボを捉えれば、我々の世界では、それで鍼やお灸がちゃんと効くと、師匠にも教えられてきました。

なんでもそうですが、腹八分目って言うことわざがあるように、やり過ぎはよくないですよね。

よく、マッサージでも強めに押してもらって、次に日にかえってしんどくなるような経験はないでしょうか?

これも刺激が強過ぎるからこそ起きる事ですね。

先程も言いました様に、ツボと言うのは割と浅めに沢山ありますので、それを優しく刺激するだけでも十分に効果が現れるって訳です。

ですから、今回の乾布摩擦も痛みが出るほどだと、かえって逆効果になるとも考えれますので、優しい刺激でやりましょうって言える訳ですね。

慢性的に喘息や咳をしている様な人は、これを継続してする事で呼吸が楽になる事があります。

これは私が、修行時代の際に、師匠が、風邪を引きやすいですって言うお子さんの小児鍼をしている際に、よく説明していた思い出がありますね。

また、割と運動が好きな人で、運動をすると体調が良いって方にもオススメです。

割と運動していると、体が調子が良いって方は、生まれつき「気」の巡りが敏感な方が多いです。

ですので、運動する事で、それがより活発になり調子が良くなる訳ですが、運動をしなくなった瞬間に、体調を崩されるような方います。

この様な方は、常に気を巡らすって意味でも、定期的に乾布摩擦をする事で、巡りをよくして体調が上向き傾向になると考えれますので、そのようなタイプの方も一度、試してみてはどうしょうか?

今ぐらいになると中々、裸でこの乾布摩擦を継続して行うのはとても困難だと言えますので、もし行うとしたら秋口頃からする事がオススメだと、この本には書かれてますね。

続いて、体の芯を温める野菜を摂る事もオススメです。

冬野菜には、白菜・ほうれん草・小松菜・ゆり根・ネギ・かぶ・大根・にら・水菜などがあります。

また冬の野菜には、根菜、小松菜などの葉物、ネギなどの様に、体を温める作用があります。

体を温めるっと言っても春野菜のような発散性の強いものではなく、体の芯を温めます。

さらに、冬は芋類も豊富にあり、胃腸を保護し強める作用があります。

胃腸の働きが良いと、消化吸収がスムーズになって、気血を多く生産する事ができ、体も温かくなります。

ここまでが、本日の内容です。続きはまた次回に書こうと思います。

割と、冬野菜の関連項目を改めて読み直して思う事としては、これらの冬野菜を沢山摂れる

鍋が偉大だなぁって個人的には思いましたね(笑)

割と健康になる為に何を食べたら良いですか?ってご質問を、弟子時代や今でもたまに聞かれますが、師匠の言葉で言うならば、具沢山のお味噌汁にご飯と後は、自分の好きなものを一品加えれば、それだけで十分な栄養は取れているってお話をされてましたね。

割と食べ物に関しては、私もそこまで偉そうな事は言えませんが、こういったできる範囲でのちょっとした積み重ねが健康に繋がると、最近は改めて思います。

今までもこれまでも養生シリーズを通して、こうした方が良いですよって内容はずっと書いてきましたが、全部が全部する必要はなくて、できる範囲でそれを少しづつする、その積み重ねが、未来への健康に繋がるって考えて頂けたらと思いますね✨

では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます⭐️

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

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