「秋の時期に気をつけることパート3」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、本日も前回に引き続いて、秋の養生シリーズでブログを書いていこうと思います。

参考にするのは私の鍼灸の師匠の本を参考に当ブログを書かせて頂いてます。

前回は秋の多いトラブルとして、「秋の風邪」と「ギックリ腰」について書かせて頂きました。

今回はまずは「憂鬱」です。

よく鍼灸院に来院される方にこう言った方がいます。

「動悸がするので、お医者さんに行って検査して頂いたけど、特に何もなく精神的なもの」って言われましただとか、「なんか身体が怠かったり仕事していると近頃、異常にしんどくて動けないから、病院で色々と検査してみたけど原因らしい原因がわからず、自律神経の乱れって言われました」などなど、そう言った精神的or自律神経関連が原因で、片付けられてしまい、ご本人様はしんどくてどうにかしたい!って事で鍼灸院に来院する方をよく弟子時代、私もみてきました。

確かに「病は気から」とは言いますが、これらの症状はご本人様にとってはとても辛い症状に変わりはありません。その為、身体に異常がないからっとほおっておくわけにはいきません。

東洋医学では心と身体は一体のもとと捉えます。その為、心の病も身体の病と同じように考えて、治療します。

例えば、気持ちが落ち込みやすい人、鬱的な傾向のある人というのは、内に向かう力が強い人だと考えます。

人は身体の中の「気」というエネルギーを循環させたり、発散・収斂させたりして生命活動をしています。鬱的な傾向のある人はこの「気」を発散する力が弱くなり、内にこの「気」が滞ります。

先程から、「気」と言ってますが、これがわかりにくい方に向けて、補足でもう少し説明しておきます。

「気」と言うのは東洋医学では大事なものです。ものと言っても目に見えないのでイメージしにくいと思いますが、私達はよく例えとしてこれを「空気」に例えて言います。

空気って目には見えませんが日常的に必ずありますね。

空気と言えば人には生きていく上で大事なものですよね?この「気」も先程述べた、身体を循環させたりする上で、とても重要な働きをしています。

ですので、この気の巡りが悪いって事は、身体に様々な悪影響を与える存在が「気」だとイメージして頂ければ、少しはとっつきやすいと思います。それを踏まえて続きを書いていきます。

「気」が外に出てこられないと、その「気」がそこで滞ります。そうすると、身体が怠く感じ、てきぱきと物事を考え進める事ができません。内にこもった「気」は熱を持ち、胃潰瘍や胆嚢炎などの内臓の疾患を引き起こす事があります。

秋は特に「陰気」によって収斂の作用により気分が塞ぎがちになる人が多いです。

ですので、このようなタイプの方はこの気の巡りを良くしてあげる事が大事だと考えれます。

続いては「喘息」です。

湿度の高い夏が終わり、秋になると、外気は乾燥します。肺は呼吸をする時に適度な潤いが必要となります。

乾燥しすぎても、潤いすぎても呼吸がしにくくなり、喘息の症状が出ます。

秋から冬にかけて乾燥する時期に悪化する喘息は「乾燥」によるものが多いです。

梅雨時にかけて悪化する喘息は「湿気」によるものが多いと考えれます。

乾燥による喘息の特徴には、布団に入ってしばらく寝ぬくもった時によく咳がでるのが特徴です。

また、この時期の咳は、冷えも大いに関係があり、冷えによって肺がのびやかに活動ができません。

特に下肢のアキレス腱からふくらはぎの内側が冷えると、肺や呼吸器に影響が出やすいです。

肺の働きが悪いと咳や喘息が出るわけですが、運動などで症状が改善するケースもあります。

運動をする事で、気の巡りがよくなり、それに伴って肺も動きがよくなる為です。

喘息は小さなお子さんに多い病気ですが、成長共に治ったり、スポーツをする事で改善していくケースも多いにあります。

喘息のお子さんが来院した時には、胸板の厚さを見ます。胸板が厚いお子さんは成長やスポーツで治るタイプです。

理由としては、胸板が厚いって事は東洋医学に考えて、そこにその厚さに入るだけの大きなエンジン、つまりここでは肺がそこに収まっていると考えれます。

その為、今はそのエンジンが立派な為、身体がそれに追いつかない為に、身体に影響が出ていると考えれる為、成長共に段々、追いつくようになってくるからと考えれます。

以上が本日の内容になります。

今後の続きはまた次回に書かせて頂きます。

さて、補足として、例えば、先程の内容であったでは、はエンジンが小さい子はどうなるでしょうか?って質問もよく聞きます。

これに関しては、その人の身体の成長にあった使い方とメンテナンスをしていけば、ちゃんと元気に過ごせますってお答えさせて頂いてます。

よく、うちの師匠が言ってましたが、人には生まれ持っての寿命があります。

例えば100ある人もいれば、80ぐらいの人もいるし、もっと多い人、少ない人、それは人によって様々です。

この100ある人が、必ず100を全て使い切れるか?でいけば、そうとは限りません。

その人が日頃の生活で身体に無茶な使い方をすれば例え100あったとしてもそれが半分になる事もある訳ですし、逆に80の人が、ちゃんとメンテナンスをする事によって大事に大事に労って使用すれば逆に少し伸びる事もある訳です。

要は、メンテナンスをちゃんとしてどう扱うか?によって、身体は年齢共に衰えたり生まれ持っての体質などはどうしようもできませんが、ちゃんと大事にしていけば毎日を元気に過ごせますよってお話をされていました。

ですので、生まれつき身体が弱い子が、小児にする小児鍼を定期的にする事で風邪を引かなくなったや最近、元気ですって事はこの目で見てきたので、いかに日頃のケアが大事な事なのかは、見ていて思います。

今の現代人の方は頑張り屋さんが多いと思います。

特にコロナの影響でそれが余計に出てきていて心身共に疲弊しきった方は多いのかな?と個人的には感じています。

そう言った方にいつも師匠が言ってましたのが、縁側でお茶を飲むような時間、つまり少しの間だけでもボ〜っとする時間を作ってあげるだけでも、心身共に変わりますよってってお話をしていました。

これをする事で気持ちのオンとオフの切り替えをする手助けができるのだと思います。

これがどうしてもできない!って方は一度、ゆっくりと時間をかけてする鍼灸の施術をお勧めします。

鍼灸と言うのは今回のような症状には特に得意とする分野です。

ですので、一度、身体のメンテナスも込めて、当院でお身体をみさせて頂けば幸いですし、それをきっかけに鍼灸の魅力が伝わればなお嬉しいですね✨

まぁそれも億劫で鍼灸が抵抗感がある方は、一度、お灸だけでも体験してみてください。

丁度、来月の10月もお灸の体験教室をします。

詳細はこちらからご確認ください。

さて、本日も数あるブログの中から、当ブログを読んで頂きありがとうございます⭐️

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

https://www.facebook.com/yutaro.kawai.7946

https://m.facebook.com/profile.php?id=100009779616677

 https://twitter.com/Xtxn1arfLi?s=09

https://www.instagram.com/kawai_sinkyu/
かわい鍼灸院ホームページhttps://www.kawaiyutan.net/wp/

かわい鍼灸院のブログhttps://www.kawaiyutan.com/pw/

かわい鍼灸院のちょっとマニアックなブログhttps://ameblo.jp/kawaisinkyu/

かわい鍼灸院の公式アプリ

続きです。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

PAGE TOP