「肩凝りに対するアプローチを改めて考えてみる」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、以前、何処かの記事で肩凝りをテーマに当院ならではの考え方とそれに対するアプローチをブログに書いた事がありました。

先月、リモート研修でお休みを頂いた際に、そのリモート研修での内容が「上半身」の症状に

対してでしたので、改めて自身の復習も込めて、今日は肩凝りのアプローチについて改めて書いてみようと思います。

まず、肩凝りって以前にも言いましたが、原因は様々でまた、究極結論を言えば、全ての上半身に関連する症状、例えば、耳鳴り・顎関節症・めまい・唇の症状・歯の痛み・鼻の症状・喉の痛み・顔面神経痛・三叉神経痛・不眠症・腕や手首の症状などなどの大半は、肩凝りの凝りの部分をしっかり緩めてあげれば、症状が落ち着くってリモートでお話しをされていた訳です。

でっ、肩凝りですが、肩凝りにもいくつかのパターンがあります。

それが主にこちら

①胸などの前が凝るパターン

②肩の付け根が凝るパターン

③首が凝るパターン

って感じです。

①は胸の周りの筋肉だったりだとか経絡関係で言えば、胃の経絡が通っている場所なので、その辺りもよく見て施術するって考えですね。

例えばここがよく張っていたりだとか凝っていると、赤ちゃんが生まれた際の母乳が出にくい!原因になるってお話をされていました。

②は最も肩凝りで多いパターンかもしれませんが、この場合、肩甲骨のケン引きの辺りやそれに関連したツボを使用したりして緩める事が大事になります。

また、それに関連するツボに施術する事が大事になります。

③は、人間の身体は繋がってますので首の凝りが下に下がってきて肩が凝るって言うのは大いに考えれます。

ただ、首からきているからと首を重点的にすると、首はとてもデリケートな場所なのでかえって悪化さす可能性があります。

ですから、別の繋がっているツボを利用して緩める事が大事になってきます。

ただ、どの肩凝りに共通して言えるのが肩背部、つまる肩甲骨や背中周りの凝りや張りをしっかり緩めてあげる事が、症状の緩和に繋がるってお話をされてました。

その際にお灸もオススメって言ってましたね⭐️

確かにお灸って「熱刺激」によって人の身体の奥深くの硬い部分を緩める働きがありますので、一番、硬い部分、つまり触ってみて一番気になる一か所に、沢山お灸をしてみるやり方は、私も良い気がします。

近々、どうゆう構想で書くか?現在、悩み中ですが、お灸の良さをもっと知って頂く為に、「お灸」ってテーマでブログも書く予定ですので、良ければまた読んでみて下さい。

でっ、今回のお話で言えば、お灸を約50壮ほどしたら、肩の凝りが緩んでくるって言ってました。

ただ、それをする上でも、やはり大事になってくるのが、その一人ひとりにあった施術になります。

これは以前の内容と被りますが、人は体調を崩す上では、そこに至るまでの過程が必ずあります。

それは長年の積み重ねだったりだとか、これまでの不摂生だったりだとかです。

とにかく何らかの要因で弱ってきた身体に、季節の変わり目や無理などが重なって、今回の辛い症状を引き起こす!って考えれます。

でっ、私らの施術では、その人のお話や脈、お腹、触った感触や見た感じの色合いなどから、その人が特に何処が弱ったことによって、今回の辛い肩凝りの症状を引き起こしたのか?を推測していく訳です。

でっ、その推測からここのツボを使用しよう!って考えていきます。

ですから、まずは手と足にあるツボで、一番弱った部分を元気にした後に、うつ伏せで鍼したり先程のお灸を多めに据える施術が活きてくると考えれます。

ですから、鍼灸院に来た場合、特に気になる事やどんな些細な事でもお話しして頂ければ良いと思います。

情報が多ければ多いほど、その情報をきっかけに良い施術に結び付くこともあると思いますからね✨

当院では、肩凝りで来た場合、まずはお話をしっかり聞かせて頂いて、そこからお腹や脈などから、その人が今回、何処がきっかけで、その酷い肩凝りを引き起こしたのか?を考えていきます。

その後、鍼とお灸で手と足にして、全体の状態を整えつつ、その後、うつ伏せになって頂きます。

イメージとしてはこんな感じですね!

丁度、良さげな写真が今は見つかりませんでしたので、ホームページ用に撮った時の写真で説明すると、鍼は上記のような形で手と足に刺します。

少し見にくいかもですが、基本的にツボを目指す鍼の場合、そこまで深くは鍼を刺しません。

お灸はこんな感じです。

これも少し見にくいかもですが、白い紙をツボに貼ります。

この紙を貼る事で火傷の心配がなくなります。

この白い紙の上にのっているのが、モグサですね。

丁度、サイズは米粒ぐらいでしょうか。

それに火をつけて燃やしていく訳です。

この燃える時に手を添える事で燃焼速度を手で調節して、熱くなりすぎないよう調整をします。

上記のような方法で手と足に鍼とお灸で身体全体を整えていきます。

うつ伏せでは、背中や腰などに鍼を刺して置いておく「置鍼」って言う手技を用います。

ツボに刺して鍼を置いておくと、そこから身体全体の巡りが良くなっていき硬い部分がそこから緩んでいきます。

その後、冒頭辺りから述べた、肩甲骨や背中で一番気になる部分にお灸を50壮したり、身体全体を緩める「温灸」をしたりして、置鍼後に残った固い部分を緩めていきます。

温灸って言うのはこれです。

その後、鍼で最後の微調整をして当院では施術終了となります。

ここで一旦、ベッドから起き上がってまだ肩周辺に残るような違和感があれば、ここから付け足してまた気になる部分に鍼やお灸をしていきます。

ここまでが当院での肩凝りに対するアプローチとその施術の流れですね⭐️

この施術後に様子を見て上手くいけば次回来た時も同じような流れでやれば、徐々に肩凝りのしんどさがマシになると考えれますし、全く症状が変わらない場合は、最初の手足の調整事に色んな方法で根本を元気にするような鍼とお灸したりと、その時々に合わせて鍼灸をしていきます。

長年の肩凝りや頑固な肩凝りは確かに一度や二度だと変化が気がつきにくい可能性もあるかもしれません。

しかし、鍼とお灸は続けていくうちにじんわりと効果が出てきます。

最初は1週間しんどかったのが、5日は楽だった!その次は3〜4日は楽だった!と、鍼灸を継続するうちに、効果がじんわりと出てきます。

整骨院などの短い時間でその時は楽になったけど、すぐに元に戻る!っと言うのは、やはり根本を元気にしないと、元に戻るって事が考えれます。

鍼灸では、根本的な部分を元気にする事で、徐々にですが、辛い症状の出方に変化を出せるのが鍼灸の魅力だと私的には思います✨

今回のブログをきっかけに少しでも鍼灸の魅力が伝われば幸いだと思いますね⭐️

また、このブログをきっかけに当院を選んで頂けたならより幸いです。

では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます♪

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

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