「鍼灸の流派」

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、本日のテーマは鍼灸の流派に関して書いていこうと思います。

何処かのブログで書いたかは謎ですが、皆さんは鍼灸の流派が複数あるのをご存知でしょか?

多分、これをご存知って方はきっと同業者です( ・∇・)

私自身も多すぎて全流派は把握してないのですが、ただ、流派だけで言えば、もう、数えきれない程の色んなやり方がある!それが鍼灸ってものなんですよね。

例えば、西洋医学的な鍼灸と東洋医学的な鍼灸ってだけでもやり方が違います。

西洋医学的な鍼灸の主なターゲットは筋肉や神経的なアプローチになります。

よく、鍼灸整骨院で、一部位や二部位的な書かれ方なら、大概はアプローチしている目的は筋肉や神経辺りになると思います。

また、この筋肉アプローチにも色んなやり方があるですよね。

私自身もそこまで詳しくないですが、筋膜リリース、オステオパシーなどは同じ筋肉でも多分、目的とする場所は違うと思います。

鍼灸のやり方で言えば、よく、鍼を置いて、そこから電気を流す、パルスとかは、完全に筋肉に対するアプローチだと思いますね。

続いて、東洋医学的な流派ですが、これはこれで色んなやり方があるですよね。

例えば、次回ご紹介予定の私の流派、経絡治療は昔ながらの鍼灸って言いますが、これだと一般の方はなんのこっちゃ?ってなると思います。

経絡治療は主にざっくり言えば「ツボ」の刺激をメインに全身の流れを調整する流派です。

ただ、このツボを使用する流派でも色んな流派があるですよね。

現に経絡治療って言っても既に北辰会・東洋はり医学会などのこの時点でいろんな派生の流派があるですよね(゚o゚;;

また、ここから、独自のやり方を見つけて、それが枝分けれして出来上がった流派もあるので、それを踏まえると、いかに鍼灸の流派が沢山あるって事が少しはわかって頂けたと思います。

面白いのが、こんだけ色んな流派があってそれにより独自の考え方と信念、目的から手技とやり方がそれぞれ、違うって事です。

例えば、私の流派で言えば、基本的に脈は手で診るのですが、流派によって首の拍動辺りをみるやり方もありますし、少数一穴って言うこだわりで、ほぼ、一穴のツボで身体の変化をさすやり方もある訳です。

まぁ、こんだけの流派でどの鍼灸が良いのって?読んでいて思う方もいるかも知れません。

ただ、これに関しては正直、「相性と好み」としか言いようがないですよね。

例えば、私自身は苦手ですが、強めの刺激、マッサージでも何でもそうですが、多少痛くても良いから、刺激ある方が受けいて気持ちいいって人もいれば、反対に痛いの全くダメ、とにかく優しい刺激って人もいると思います。

鍼灸の流派ってほんと、どの流派に巡り合って、その中で自身のやり方や考え方に出会うか?はまさに「縁」としか言いようがありませんね✨

だからこそ、奥が深く、楽しい!って言える訳です。

現に私の流派もこれで終わり!って言うゴールはなく、師匠が言うように一生勉強で、だからこそ良いって師匠やその師匠の大師匠もよく言ってまして、確かに私自身も開業して以来、それはより思う所でもあります。

まぁ、そこまで私自身は勉強好きって訳ではないですけどね(笑)

ただ、鍼灸のありとあらゆるやり方は、見ていてor聞いていて面白いものであり、また奥が深いものだと思います。

次回、書きますが、私の流派でも既に色んな派生の流派があるので、例えば、九州や東京だと同じ、経絡治療でも全然、やり方が違うのでこれはこれで面白いですよ( ・∇・)

今回はざっくりとですが、流派に関して書いてみました。

こう言った事を通じて、少しでも鍼灸ってものに世間一般の方が興味を持って頂けると嬉しいですね✨

特に今まで短時間の鍼灸しか経験がない方は、一度、時間をかけてゆっくりする鍼灸も経験して頂けたら幸いです。

ほんと、この気持ちよさや効果は、文章だけでは伝えにくいのが非常に残念です。

もし、丁寧に身体全体をしていく鍼灸にご興味がありましたら、選択肢の一つに当院も加えていただけると幸いです✨

では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます⭐️

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

【おまけ】

自身のホームページでも既に告知をしましたが、施術時間外と限定的ではありますが、往診もする事にしました。

基本的に電車で通える範囲で約1時間以内なら、何処へでも行かせて頂きます(笑)

それに伴い、時間外の施術料金も少し変更を加えました。

また詳細はホームページを確認して頂きますようお願いいたします。

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「施術後の即効性はどこまで重要?」

こんにちわ。当院長のゆうたろうです。さて、本日のテーマは少し、これまでと違い、皆様や僕自身も改めて、考えてみたい内容として、このような表題にさせて頂きました。

誤解のないように最初にお伝えしておきますが、私達施術者の大多数は、来院してくださる方の辛い症状をすぐに改善できるなら、改善可能ならそれに越した事はないと思い、全力で施術していると思います。

そこはご理解した上で、続きを読んで頂くようお願いします。

私自身もたまに腰痛などで辛い時に、それらの症状がすぐ改善できたならどんだけ楽だろう!って思うのは、人間の当たり前の考え方だと思います。

実際に私自身も、鍼灸の今の流派に出会うまでは、とにかく来た人は、全力で何が何でも良くしたい!って考え方のもと、色んな手を加えて施術する時期もありました。

ただ、近頃、師匠の考え方もあり、少し考える事があるのです。

本日はその考え方の一つを聞いて頂いた上で、皆様にとって本当に即効性はどこまで重要なのか?を、少し考えて頂きたくて、このような内容を書いています。

まず、どんな症状にもその症状を出すまでの過程を経て、その症状が出ます。

その症状の程度(どれだけ蓄積されたなどにより)が、人により症状の波があります。

例えば、その人によって10あるしんどさのうち、10とMAXで出る人もいれば、8、7、3と、その人自身の身体の強さor弱さ、症状の蓄積年数、年齢などによって、様々なしんどさの出方が考えれます。

当然のことですが、どんだけしんどさ10のMAXの状態でも、症状の改善が良い方は、若い方、症状の程度が軽い方は、比較的、一回の施術でその直後、症状の改善がされる!って事はありえます。

逆に、症状の程度が重く、さらに年齢が重ねた方は、その分、回復力も落ちている事もあり、改善への時間はやはりかかるものだと思います。

まぁ、稀に確かにゴッドハンド的な人は、この広い世の中なのでいると思いますので、そう言った人に出会えた人は幸運ですね。

少し脱線しましたが、つまり、「症状の程度」により、即効性で良くなるorならないはまずあるって事が言いたい訳です。

でっ、私達施術者は、この程度を見極めて、その一人ひとりにあった施術方法を常に模索して、施術していく訳です。

ここに関して言えば、施術者の腕が一番必要な所であり、その人、一人ひとりに合わせるのは私達プロの仕事だと思います。

ただ、先程から言っているこの「症状の程度」の比重が、どうしても重い人、例えば、特に慢性的な形でずっと我慢して我慢して、来た人は、とても筋肉の硬さや張りがあり、なかなか、一度の施術でどうこうする!って事はやはり、難しいものです。

そう言った方は、どうしても一度ではなく、何回の施術が必要だと感じます。

これはよく、師匠が言っていた言葉なのですが、一度で沢山のことをしすぎて、来院した人を逆に悪化さすより、最初はごく一般的なやり方で反応をみて、症状の程度を見極める事が大事って事はよく言ってました。

例えば、何でもそうですが、マッサージで凝りがとれないからと強め!強めでしてもらった次の日に、揉み返し的なマッサージを受ける前の症状と比べてかえってしんどくなる!って経験はありませんか?

例えば、食事が美味しいなどから、ついつい食べ過ぎて、次の日にしんどくなる経験はありませんか?

こう言った事って、結局、自分自身の許容量を超える負荷がかかった結果、こうなったものだと思います。

それは鍼灸でも同じ事が言えます。

私自身も師匠の鍼灸施術で良くなる人を見続けるまでは正直、鍼灸って効果あるの?って考えでした(笑)

しかし、色んな症状の改善する人を見ていくと、鍼灸の効果って実感するですよね。

ただ、それと同時に、効果が出過ぎてしんどくなる人も中にはいている訳です。

どうしてもその人の「症状の程度」を見誤ると、返って悪化さすことも当然ある訳です。

それぐらい鍼灸って効果あると同時に、逆に効きすぎて怖いとも私的には考えた訳です。

こういった経験から、ある時から、私自身も、基本的に師匠のように最初から、来院した人にやり過ぎない!って事を常々、頭に入れて、最初はどんな人にも対応できるごく一般的な鍼灸を初回の方にはしています。

当然、その中でも即効性でよくなる人orならない人はいてますが、どうして、鍼灸の効果の効き方も十人十色で、様々なのでまずは、一般的な鍼灸の反応をみて、今後の刺激量を調整してく、その結果、一人ひとりにあった施術になるって言うのが当院の施術方針でもあります。

さて、ここまでの内容も含めて、どうでしょか?皆様は即効性って重要でしょうか?

当然、良くなるのが早い事は私自身も良いことであり、初回で来て下さる方でも、一度の施術で良くなったなら、二度めは来なくても大丈夫ですよって事は、いつもお伝えさせて頂いてます。

ただ、即効性だけに囚われると、私自身の考えとしては、良くない!って考えがあり、皆様にも一度、その辺りを考えて頂きたくて、本日はこのような内容になりました( ・∇・)

最後に、まぁ、どうしてもその人の現在の状況や環境的要因などで、即効性が重要な事もあると思います。だから、その際は、その旨を施術者にお伝えしておくことと、先程の自身の許容量、特に揉み返しが酷い方は、その旨をお伝えした上で、施術者と即効性でよくするかの判断を相談して決めるのもアリだとは考えますね✨

慢性的な症状でお悩みの方がいましたら、一度、当院にでもご相談して頂けら幸いです⭐️

では、本日も長々とここまで読んで頂きありがとうございます♪

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

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「これからの夏の時期に気をつけたいことパート6」

前回の続きはこちらからご覧下さい。

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、これまで師匠の本を参考に夏の養生に関して、書いてきましたが、とりあえずこのシリーズは本日で一旦最後です☆

では、本日も前回の夏のセルフケアの続きから書いていきますね。

・梅雨時期の過ごし方

健康な人は、食事で得た水分は胃腸で吸収され、身体をスムーズに巡り、汗や尿として排泄されます。

しかし、胃腸が悪かったり、巡りが悪い人は、身体に水が溜まってしまいます。

特に、梅雨時期など湿度の多い時には、身体の中の水も巡りにくくなり、むくみ、関節痛、喘息などの症状が出ます。

また、夏の暑い時期にクーラなどの冷房の効いた部屋にいると、巡りが悪くなり、これらの症状を悪化させます。

対策としては、適度な運動により汗をかいて水の巡りをよくする事です。

ただし、心臓がドキドキするような激しめな運動はNGです。

朝や夕暮れ時の涼しい時間帯に、散歩するのがオススメです。

また、身体を冷やす果物やジュースなどの胃腸を弱らせるものはなるべく避ける事がおすすめです。

よく、この時期に師匠の所に施術を受けに来た、胃腸が弱って体調不良になり、その時の師匠と患者さんとの会話にこんなのがあります。

熱中症にならない為に、沢山の水分をとってるんです!

そしたら、師匠が、基本的に人間の身体というのは、朝昼晩の食事からの飲食物などの水分だけでも必要最低限な水分は摂取できてますので、余程、喉が乾いたでなければ、口を潤す程度で大丈夫です。

ってやり取りをずっと弟子時代に見てきた訳ですが、確かに何事も腹八分目って言う言葉がある通り、何事も適度な量が良いのだと、ふとこの内容の本で読んでいて思い出しましたね。

・運動は朝夕、軽めに。

夏は「陽気」が旺盛な時期で、運動は陽気を巡らせて、活発にさせます。

また、運動をして汗をかくことは、身体の中の熱を漏らして、体温の調節をします。

しかし、夏の暑い時期の運動は、「心」に熱を持たせます。

これは前回のブログの何処かでも書きましたが、この「心」は人間でもこの熱(陽気)が最も多い場所です。

夏の猛暑にさらに熱が加わり負担がかかると、動悸や息切れ、倦怠感などの症状が出ます。

その為に、気温が高い時間帯の運動は避けるべきです。

汗をかきずぎるのは、身体の中のエネルギーを消耗する事に繋がるため、その結果、夏の暑さに負ける事になります。

夏の暑い時期は日差しがやわらぐ、朝や夕方に軽めの運動がオススメです。

・お腹を温める

夏の下痢、食欲不振などは冷たい物の取り過ぎで胃腸を弱らせているケースがほとんどです。

そんな時は暑くてもお腹を温めるのが効果的です。

夏の暑い時に、お腹を触っても、冷たくは感じませんが、本当に冷えていれば、しばらくじっと手を置いておくと、お腹の奥の方からじんわりと冷たいものを感じます。

師匠の所だと、冷えによる下痢や腹痛、食欲不振、倦怠感のある人に、竹筒で作った容器に、塩とモグサを入れて燃やしたのを、おへその上に置いて温めます。

当院でもこれを現在、真似ようと今、その容器を探してますので、近々、代用品の奴でできる予定です。

割と、これも弟子時代に師匠の指示のもと、よく、お腹にへそ灸をしてましたが、確かにこれをした後の患者さんのお腹の冷えの温もり方は凄く良いって思い出があるですよね。

ちなみに、一般的な家庭なら、使い捨てのカイロや電子レンジでチンして温める、保温パッドのような奴でも代用できます。

ただし、低温やけどにどれも注意する必要があるので、必ず、タオルなどの布を一枚かませてする事が大事です。

これを続ける事により、慢性的な冷え症、胃弱、腰痛、婦人科疾患などにも効果があります。

以上までが、夏を快適に過ごす為の養生の仕方を、本を参考に自分なりに纏めた内容になります。

次回からは、また自身の考え方を踏まえた、各症状別に関しての当院でのアプローチの仕方やその他、気になる話題をまたブログで書いていこうと思います。

では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

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