「これからの夏の時期に気をつけたいことパート6」

前回の続きはこちらからご覧下さい。

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、これまで師匠の本を参考に夏の養生に関して、書いてきましたが、とりあえずこのシリーズは本日で一旦最後です☆

では、本日も前回の夏のセルフケアの続きから書いていきますね。

・梅雨時期の過ごし方

健康な人は、食事で得た水分は胃腸で吸収され、身体をスムーズに巡り、汗や尿として排泄されます。

しかし、胃腸が悪かったり、巡りが悪い人は、身体に水が溜まってしまいます。

特に、梅雨時期など湿度の多い時には、身体の中の水も巡りにくくなり、むくみ、関節痛、喘息などの症状が出ます。

また、夏の暑い時期にクーラなどの冷房の効いた部屋にいると、巡りが悪くなり、これらの症状を悪化させます。

対策としては、適度な運動により汗をかいて水の巡りをよくする事です。

ただし、心臓がドキドキするような激しめな運動はNGです。

朝や夕暮れ時の涼しい時間帯に、散歩するのがオススメです。

また、身体を冷やす果物やジュースなどの胃腸を弱らせるものはなるべく避ける事がおすすめです。

よく、この時期に師匠の所に施術を受けに来た、胃腸が弱って体調不良になり、その時の師匠と患者さんとの会話にこんなのがあります。

熱中症にならない為に、沢山の水分をとってるんです!

そしたら、師匠が、基本的に人間の身体というのは、朝昼晩の食事からの飲食物などの水分だけでも必要最低限な水分は摂取できてますので、余程、喉が乾いたでなければ、口を潤す程度で大丈夫です。

ってやり取りをずっと弟子時代に見てきた訳ですが、確かに何事も腹八分目って言う言葉がある通り、何事も適度な量が良いのだと、ふとこの内容の本で読んでいて思い出しましたね。

・運動は朝夕、軽めに。

夏は「陽気」が旺盛な時期で、運動は陽気を巡らせて、活発にさせます。

また、運動をして汗をかくことは、身体の中の熱を漏らして、体温の調節をします。

しかし、夏の暑い時期の運動は、「心」に熱を持たせます。

これは前回のブログの何処かでも書きましたが、この「心」は人間でもこの熱(陽気)が最も多い場所です。

夏の猛暑にさらに熱が加わり負担がかかると、動悸や息切れ、倦怠感などの症状が出ます。

その為に、気温が高い時間帯の運動は避けるべきです。

汗をかきずぎるのは、身体の中のエネルギーを消耗する事に繋がるため、その結果、夏の暑さに負ける事になります。

夏の暑い時期は日差しがやわらぐ、朝や夕方に軽めの運動がオススメです。

・お腹を温める

夏の下痢、食欲不振などは冷たい物の取り過ぎで胃腸を弱らせているケースがほとんどです。

そんな時は暑くてもお腹を温めるのが効果的です。

夏の暑い時に、お腹を触っても、冷たくは感じませんが、本当に冷えていれば、しばらくじっと手を置いておくと、お腹の奥の方からじんわりと冷たいものを感じます。

師匠の所だと、冷えによる下痢や腹痛、食欲不振、倦怠感のある人に、竹筒で作った容器に、塩とモグサを入れて燃やしたのを、おへその上に置いて温めます。

当院でもこれを現在、真似ようと今、その容器を探してますので、近々、代用品の奴でできる予定です。

割と、これも弟子時代に師匠の指示のもと、よく、お腹にへそ灸をしてましたが、確かにこれをした後の患者さんのお腹の冷えの温もり方は凄く良いって思い出があるですよね。

ちなみに、一般的な家庭なら、使い捨てのカイロや電子レンジでチンして温める、保温パッドのような奴でも代用できます。

ただし、低温やけどにどれも注意する必要があるので、必ず、タオルなどの布を一枚かませてする事が大事です。

これを続ける事により、慢性的な冷え症、胃弱、腰痛、婦人科疾患などにも効果があります。

以上までが、夏を快適に過ごす為の養生の仕方を、本を参考に自分なりに纏めた内容になります。

次回からは、また自身の考え方を踏まえた、各症状別に関しての当院でのアプローチの仕方やその他、気になる話題をまたブログで書いていこうと思います。

では、本日もここまで読んで頂きありがとうございます✨

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

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