「寝屋川の鍼灸院」春の養生方法パート2〜アレルギー性鼻炎〜

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、前回からこちらのブログでは春の養生方法に関してブログを書いています。

前回の内容はこちらになります。

本日もそれに引き続き、春の養生方法に関して書いていこうと思います。

参考にするのは、私の鍼灸の師匠であるこちらの本になります。

本日からしばらくは春に多いトラブルに関して各症状別に書いていきます。

今回は「アレルギー性鼻炎」です。

春はスギ花粉などの花粉が沢山、飛ぶ季節です。花粉に反応して、鼻炎・鼻汁・鼻閉・くしゃみなどのアレルギー反応が既にでている方もいれば、毎年、そのような症状に全く無縁の方もいます。

さて、ここでこれらの原因は果たして、花粉が原因だと言えるでしょうか?

もちろん、原因の一つとして花粉もあると思いますが、花粉に反応してアレルギー反応を起こすからだ側にも原因があると言えます。

ですから、花粉を取り除いたり、浴びないことももちろん大事なことですが、根本の原因となるからだの方も大事だと言えます。

では、からだにはどのような事が起こっているのでしょうか?

アレルギー性鼻炎の原因を探っていくと、冬の生活までさかのぼります。

より詳しい詳細は、冬の養生編も参考にしてもらえたらと思います。

復習も込めて簡単にですが、説明しますと。冬は「陰気」が強い季節です。

ですから人はできるだけ活動をなるべくセーブして、からだの中の「陽気」を蓄えて、守る必要があります。

冬を大事に過ごしておけば、春になって陽気が力強く発散されます。

しかし、現代人は、冬でも夜遅くまで仕事をしたり、遊んだり、冷たいビールを飲んだりして、陽気を損なうことを沢山しています。

このようなことをしている場合、春になっても陽気の発散がうまくいきません。

陽気の発散がうまくいかないって事は、その発散しきれない陽気は、上にのぼり、顔、特に鼻周辺で留まり炎症が起こります。

その炎症に花粉が反応する訳ですね。

その為、花粉だけが悪者って事ではないと言えます。

もちろん、極力、花粉を避けるに越したことはないですが、その前に冬の生活を見直すことも大事だと言えます。

そして現在、花粉に苦しんでいる方は、鼻の炎症を取ることだけでなく、陽気の発散を妨げる原因を取り除く必要があると言えます。

上に陽気が多いということは、その反対側、つまり下にも陰気が多いと言えます。

これは下半身が冷えているといえます。ですので、下半身をタイツやレッグウォーマーなどで、外の寒気から肌を守ることが大事です。

また暴飲暴食で胃を弱らせて陽気の発散を妨げていることもありますので、胃に負担をかけないようにすることが大事です。

そのため、生野菜や乳製品、油濃いものを食べ過ぎないように注意する必要があります。

また、冷たい飲食も極力、避けるようにすることも大事です。

以上が本の内容になります。

割とアレルギー性鼻炎に関してはメインのブログでも書きましたが、根本をしっかりとはりやお灸で体を整えることで、花粉症が楽になったケースは鍼灸の修行時代も今もよくみてきました。

また、今回のように養生方法を少しでも意識して取り組むだけで、体の不調をある程度、抑えることが可能だと言えます。

しばらくは春の養生方法に関して書いていきますので、良ければ参考にしてみて下さい。

では本日はここまでです。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

当院のメインブログでは、花粉症に対してより詳しい原因とアプローチ方法に関して書いてますので、良ければそちらも読んで下さいね。

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

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「寝屋川の鍼灸院」春の時期に気をつける事

こんにちは。当院長のゆうたろうです( ・∇・)

さて、本日からここ、サブブログでは春の養生方法に関して、ゆっくりブログを書いていこうと思います。

参考にする本は、私の鍼灸の師匠が書いたこちらの本になります。

今回はまず、春の定義から触れていこうと思います。

冬の寒さが和らいて、最近は朝晩にまだまだ寒さが残りますが、以前に比べれば日中が少しづつではありますが、暖かくなってきて非常に良い気候になってきましたね。

暦での上では、立春が2月4日から立夏の5月6日の前日を指すと言われています。

今の時期と言うのは、冬に盛んだった「陰気」の力が徐々に衰えてくる季節です。

そしてこれからは、「陽気」の力が徐々に増えてくる季節になります。

また春分の3月21日は陰陽のこの力が丁度、同じになる日で、昼夜の長さがほぼ一緒になると言われています。

個人的にこういった考え方が好きですので、この本をよんでて楽しい部分です(笑)

でっ、この春というのは、草木などの命が芽吹く季節であり、万物が生じる時期にあたると言われています。

これを古い言葉では「発陳(はっちん)」といい、これは冬の間、守ってきた古いものを、春になって発散して新しくしていくという意味らしいです。

この辺りの考え方が、個人的にはまさに東洋医学❗️って感じで、私が東洋医学が大好きな所でもあります。

でっ、この「発陳」を通して、天地の全てのものが生まれて栄えていくと考えられる訳ですね。

春になると先ほど述べたように、「陽気」が盛んになります。

そうすると植物も芽が出てきて、虫なども動きも徐々に活発になってきます。

これは人の体でも同じような事が言えます。

人の体でも自然界の動きに応じて、陽気が徐々に増えてきて、活動的に体の中も変化していきます。

つまり、このように動きやすい理由から、今の時期は入学式があったり、学年が新しく変わったりすることは、東洋医学的に考えると理にかなっていると言える訳ですね。

この「陽気」と言うのは、活動的な力があります。つまり、その陽気が増えだす春は、何か新しい事を始める上でもふさわしい季節だと考えられます。

これからは春から夏にかけて、この「陽気」が徐々に増えていき、気候も暖かくなり、その為に「気血」の流れは滑らかになります。

この「気血」は陽気に誘われて体表に向かう為、その為に皮膚が緩み、汗腺が開きます。

ですから、汗も多くかく為、尿の量は少なくなります。

春と言うのは、東洋医学では「木」に属します。

また人の体では「肝」に属します。

東洋医学で言う「肝」と言うのは、血の貯蔵庫となります。

つまり、春にこの木の性質が強くなると言う事は、それに関連する「肝」の働きも同じように活発になると言えます。

でっ、「血」と言うのは、車のガソリンのような物だとよく、うちの師匠も言ってました。

つまり、人を動かす原動力のような役割がこの「血」にはあります。

人はこの「血」を消耗する事で、動いたり考えたりする事ができます。

ですから春は、この「肝」が活発に活動する為にもこの「血」を沢山、貯蔵しておく必要があると言えます。

それがもし、何らかの原因、例えば冬の不摂生などの理由等で、蓄えがないとこの活動に様々な影響が現れると考えられます。

春は「陽気」が強くなる時期ではありますが、まだ充分ではありません。

「陰」が旺盛な冬を超えて、ようやく「陽」が芽生えてきた頃です。

これは人の体でも同じ事が言えます。

陽気は外に向かって出ていこうとしますが、この発散する力が充分でない場合、その陽気が体のあちこちで滞ります。

この滞った陽気は、体の部位を無用に温めてしまいます。

これが「熱症状」として、現れます。

春と言うのは、特に風が強く、この風はあらゆるものを吹き上げて浮かび上がらせます。

温かいものは、その性質上、上に昇ろうとします。

これは陽気も同じような事が言えます。

この陽気が春風の影響を受けて、上に上に行くと、のぼせや火照りといった熱症状が現れます。

だから、今ぐらいの時期は、熱症状が普段より現れやすいので、気をつけるべき季節だと言えますね。

特に普段から熱症状が体の中に旺盛な方は、それが春風の影響も受けて、体の不調として出る原因になると考えられます。

これの主な原因となるのが、冬での養生方法によります。

例えば、冬の時期に、本来、陽気を守る季節に、この陽気を冷たい飲食や激しい労働等の理由でこの「陽気」を損ねてしまうと、それが今ぐらいの季節に陽気をしっかりとコントロールできずに、紐を離した風船のように、陽気はふわふわと昇っていきます。

それが主にのぼせや火照りの症状になり、それがさらに悪化すると頭痛やアレルギ性鼻炎や頭痛、アトピー性皮膚炎、ノイローゼ、不安神経症などの症状へと繋がっていきます。

例えばこの陽気が鼻に滞るとアレルギ性鼻炎になりますし、皮膚に滞ればアトピー性皮膚炎となります。

このような症状は、迷走した陽気が停滞する事で起きる症状だと言えます。

これらの改善には、滞った熱を取ることも当然、大事な訳ですが、その原因となる物も取り除く必要があります。

これが私がよく言ってます、根本から改善するって事ですね。

ですから、そのような場合は鍼灸施術で根本からの改善が大事だと言えますが、なるべくそこまで症状の段階にならない為にも、セルフケアできる事をこのシリーズを通してお伝えできればと思います✨

次回からは春に多いトラブルの症状に関して書いていこうと思います。

本日はここまで読んで頂きありがとうございます✨

また次回のブログでお会いしましょう(^∇^)

当院のメインのブログでは、東洋医学的な視点で、各症状別にどのように考えて、アプローチするのか?を、ほぼ毎日更新していますので、良ければメインのブログの方も読んでみてくださいね(°▽°)

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